車いすの部・男子シングルス決勝で小田凱人（おだ・ときと）選手が初優勝を決めました。
すでに世界ランキング１位です。
世界ランキング2位のアルフィー・ヒューエット選手（英国）を
6－4、6－2のストレートでくだしました。
17歳69日での制覇は6月の全仏オープンに続き、男子の大会最年少記録です。
ウィンブルドン選手権の日本男子王者は1月に現役を引退した国枝選手以来、2人目の快挙です！
テニスの４大大会は個人のポイントが高く賞金も破格なので価値のある大会ですが
その中でもウインブルドンは一番歴史があり権威があるといわれています。
テニス選手なら一度は優勝したいと思う場所です。
小田選手はまだ17歳なので今後がとっても楽しみです。
国枝選手が引退したのでがっかりしていましたが、とても嬉しい！
小田選手は9歳の時に左足に骨肉腫を発症して車いす生活になりました。
国枝選手に憧れて10歳でテニスをはじめて 史上最年少の14歳でジュニア世界ランク1位になります。
22年4月にプロ転向して 5月の全仏オープンに4大大会史上最年少で出場します。
23年1月には今回の決勝で当たったヒューエット選手に全豪オープンで負けて準優勝します。
着実に力をつけて今回の優勝につながっていっていますね。
ウインブルドンでの優勝インタビューで
「お祝いにシャンパンを開けたいけど、まだ17歳なので炭酸水で乾杯します」って
ユーモアたっぷりのスピーチで観衆を和ませるって余裕ですね。
なんだか大物感があります。素敵です！
目標は4大大会で勝ち続け、来夏のパリ・パラリンピックで優勝することだそうです。
めちゃめちゃ応援するし、めちゃめちゃ期待してます！
おめでとう、小田選手！ ありがとう、小田選手！
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