母のこと~6月の帰省1・施設入居

今回の帰省は最大の目的がありました。
サービス付き高齢者向け住宅への入居が決まったので母に滞りなく入居してもらうことです。
サービス付き高齢者向け住宅とは自宅のような自由な暮らしを送りながら
スタッフによる安否確認や見守り、相談などを受けられる賃貸住宅です。
食事、掃除、洗濯も希望すればお願いできます。

母には「自宅でずっとひとり暮らしをする!」と宣言されていましたが
認知症がすすんだこともあり 半年、兄と二人で暮らしていましたが限界をむかえていました。
そんなとき以前にお世話になっているデイサービスにある賃貸住宅を予約していて
その部屋が空いたと連絡がありました。

月曜日にケアマネさんと施設の関係者が来て説明してくれました。
母は納得していませんでしたが はっきりと拒否を口にしませんでした。
外面がいいのでむげにはできないのです。
「しょっちゅう家に帰ってるやろうよ!」って。
でも、みんなが帰った後に入居のことを話すと拒否されました。

「ひとりで暮らせる。自分のことは自分でできる!」と言い張ります。
もちろん誰が見てもひとり暮らしは不可能です。
兄が帰ってきて食事の用意や薬や家計の管理など母の世話全般をしてくれていました。
そういったことを母は全く理解していませんでした。
5分前のことでも覚えていないのに・・・。
「それなら、兄と毎日喧嘩しながら暮らすのね?」って聞くと
「兄ちゃんと喧嘩したことがあるかねぇ」って返答・・びっくりして言葉がでない!
覚えられない病気も時には便利です。
あんなに激しく泣きながら電話かけてきたくせに頭には残らないんですね。

15時にデイサービスで母の漬けた梅ジュースがお披露目されるとのことだったので
同席させてもらっていただいた後 2Fの住居に見学に行きました。
いつも仲良くしているデイサービスの友人が自分の部屋もみせてくれました。
これでかなりイメージがわいてきました。感謝。
母は「一人暮らしするのにちょうどいい広さのいい部屋ね」って言っていました。

火曜日に母がデイサービスに行っている間に
入居の契約書をして入居金を支払い、必要なものの用意にバリバリ動いていました。
午後に兄が自宅から戻ることになっていましたがLINEがあり
帰省する途中で家族がコロナにかかったことがわかってこちらに戻れないとのこと。
私がひとりで母を送り出さないといけなくなりました。

もうパニックです!!!
とりあえず、旦那のお昼休みに30分間くらい電話して相談して
今後のことを整理してパニックが何とかおさまりました。
実家に帰っている時はたいてい夜に1時間くらい電話しています。
話を聞いてもらって実家のストレスを吐き出してやっと気持ちがあがってくる
とりあえず、方向性が決まったので気持ちが落ち着いて用意を続けました。
家の雨漏りの件で兄が予約していたJAの保険の担当者が来るし・・工事業者も・・。
さらにめちゃくちゃ忙しい。。。。。泣
TVもひとりで運び出せないので新しいものを買うか小さいTVをもっていくか悩みます。
電気屋さんにも翌日に搬入できるか聞かないと・・で行きました。
17時には母が帰ってくるのでそれまでに帰宅しないと・・

あ~~~。

つづく ⇒


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