母のこと~年末年始の帰省

年末に実家の掃除などを兼ねて帰省しました。
朝でて昼過ぎに着いた感じです。

前回はほこりでとてつもなく苦しんだので
今回は空気清浄機を買って持っていきました。
さっそく窓をあちこち開けて 空気清浄機も起動しました。
数値を見ると空気が汚れている事はありませんでした。
意外ですよね~。

とりあえず掃除機で部屋を掃除していき異変がないか確認します。
電池がきれていたりしたくらいかな。
家の周りもみましたが 大丈夫でした。

それからお墓に行って掃除してお参りします。
いつもは風が強くてなかなかお線香に火が付きにくいのですが
不思議と風がなくて・・助かりました。
みはらしのいい場所なのでちょっと休憩もして気持ちいいですね。

そのあと、母の施設に行きました。
施設のスタッフにお土産を渡して母の様子を聞きました。
「最近は特に家に帰りたい気持ちが強いようです。
自宅に行ってみることも考えていますが来週は馴染みの喫茶店に行きたいと思っています」
個々の希望を叶えてくれるのは難しいことだと思います。
いろいろとよくしてくれます。ほんとに感謝です。

それから部屋に直行しました。
母がいないところで部屋の様子がみたいし整えておきたいので
デイサービスに行っている母には知らせないで部屋に向かいました。
部屋は片付いていましたしクローゼットにも服が少しかかっていました。
引き出しの中はスタッフがきれいに整えてくれています。

テーブルの上はお菓子とご飯のお供のパックとふりかけ、紙類が置いてありました。
それらは持って帰ることにしてお正月の小さな鏡餅を置きました。
壁にはだるまの飾りと来年のカレンダーを飾りました。
アレクサの調子が悪かったのも原因がわかったのでセットできました。
棚には父の位牌と写真を置きました。

以前 母に「位牌を持っていこうか?どうする?」って聞いたときに
持ってきて」って言っていました。
やっぱり 誰もいない部屋に置いておくことは寂しいよね。
母もすこしは今の場所に慣れたのかもしれません。

母が部屋に戻ってきて少し話をしました。
「位牌はここでいい?」「カレンダーは?」「新しいあったかい毛布をもってきたよ」
「毛糸の帽子買ってきたよ」「夜は寒くないの?電気毛布セットしとこうか?」
娘の赤ちゃんの話、兄の話、インフルエンザの話・・とか。
呼吸がしんどいようだったので酸素をつけてベットに横になることを勧めました。
顔の傷もすこしマシになっていたかな。
財布の中をみてお金を追加しておきました。
1時間くらいかな・・話して施設をあとにしました。

そのあと銭湯に行ってから食事を済ませて実家に戻りました。
実家のお風呂は寒くて かなりの暖房対策をしないとはいれません。
銭湯のほうが楽なんです。
母も数年前から家ではシャワーしか使っていなかったと思います。

年が明けてから神戸に帰る途中でも施設に寄ってみました。
体調がよかったのか帰り際に入り口まで送ってくれて
少し寂しそうな顔をしてたので後ろ髪をひかれましたが仕方ないですね。
「また来るね」

同じことを何度も話していましたが体調は以前とそんなに変わっていないようでした。
よくなってもいませんが悪くもなっていません
位牌も持っていけたし私は少し安心しました。

神戸に帰ってからも「お正月はいつ帰るのか?
「兄はいつ帰るのか?連絡してこない」って電話してきたり。
私が帰ったことは電話で話して言うと思い出したみたいだったけど・・。
繰り返し、繰り返し・・なんですよね。

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