家族のトリセツ~黒田伊保子

黒田伊保子さんのトリセツシリーズです。
旦那、妻、息子、娘などトリセツは読んでみましたが
やっぱり気になってこの本も読んでみました。
私の心に残って感じた事を書きます。

私たちの脳は優先回路をもちながら環境によって調整しているので
相対する両方を同時にすることはできない
近くを見ながら遠くは見れないし、その逆もできないので脳は完全無欠には動かせない
家族の欠点を治すのではなく家族だから甘やかしてあげよう
認めて許してあげよう

失敗を繰り返すことにより頭が進化するので失敗は歓迎する
「志は高く、結果に無頓着」
失敗を恐れず挑戦し、失敗を他人のせいにせず認め心を痛める
今度はうまくいくと信じて すがすがしく眠る
「私が気が付けばよかったのに」と思って一緒に胸を痛めることにより
他人の失敗も自分のものになり自分の脳もセンスアップする
失敗を「そうきたか!」と楽しむくらいがいい

弱点はチャームポイントだと潜在意識にいれる
自分を許せたら”人生の不公平”感は消える

家族の会話は「心の対話(共感)」から始める
安心感を与えてから問題解決すれば心に響く

脳の機能は親切された側より親切した側の脳のほうに充足感が
より多く残るので 家族には頼りにして感謝しよう

家族に注いだ優しさはやがて循環する
たとえ見返りがなくても誰かが始めないと始まらない

自分の思いではなく他人の目線に依存しているからいつまでも充足感が得らず疲弊する
理想をもっともっとと高くして引き算していくので常にマイナス地点の着地になる

ほかにもたくさんの気づきが例を示してあったりしてわかりやすく書いてあります。
私には心を射抜かれる事柄がたくさんありました。
専門家に脳がそうだと言われるとさらに納得して心に響きます。
脳がそうできてるんだから仕方ないね”って思えます。

機会があれば読んでみてください。
おすすめです。
きっと優しくなり自分も他人も許せて心が軽くなりますよ。


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