先週より兄が帰省していました。
母と今後のことを話すのが大きな目的でした。
兄が帰った時、通帳とおろしてきたお金がないと探していたそうです。
「郵便局に忘れてきた」とも話していたようです。
私に電話があって「どこに置いてる可能性があるか」兄が聞いてきました。
私は思いつくところをすべて教えて探してもらいました。
カバンの横にファスナーがついていて その中に両方入っていたそうです。
次の日、「緑の古い通帳を郵便局に預けた」と言い出しました。
「所長がお盆をもっていて そこに置いて郵便局の奥にはいっていった。
絶対に間違いない！」って。
兄と一緒に郵便局に訪れて聞いたそうです。
郵便局の職員さんは丁寧に説明してくれて、所長がもっていたお盆は空で
「郵便局は古い通帳を預かることはない」とも。
母は納得して帰ったそうですが・・・・。
一カ月前に私が帰省した時と同じ状況です。
私と兄は施設に入居してほしいと考えています。
お金のこともできなくなっているし 食事の栄養面や夜も気になります。
一人暮らしも限界だと感じています。
兄はケアマネさんに相談して今行っているデイサービスの
２階に併設されている施設の見学に母と一緒に行きました。
施設はわりと新しいので きれいですっきりしていたそうです。
母は全く興味を示さず「墓の世話をしないといけないので入れない」と言ったとか。
家に帰って、私はアレクサで兄と母と話しました。
施設のことを聞くと「あんな牢屋みたいなところは入りたくない」って
出入り自由であることを説明しても納得せず
「人と会うのが嫌だ」とか「どこにも行きたくない」とか
「あそこでは監視される」とか・・。
「頭がしっかりしているうちに施設で生活を楽しんでほしい。
もっと病気が進行したら入りたいところにはいれなくなるし
出入りも自由にできないところになってしまう」っと説明しても無理。
もう考えることもできないんだろうな。
しつこく説明していると「母さんに死ねって言ってるのかね？」
「もう帰ってこなくていい！！アレクサで時々話せればいい！」とか
「もっとボケたら好きなところに入れておくれ！！」って興奮して言い出しました。
もう何を言っても無理なんだろう。
今じゃないのかな。
明日になったら忘れてるんだろうけど・・心が痛い。
もっといいやり方ってあるんだろうか？
翌日に電話すると ご機嫌よくでてきました。
ヘルパーさんに様子をうかがうと
「近いうちに娘が帰ってくる。どうせ帰るなら兄ちゃんのいるときにしたらいいのに」って
嬉しそうに話していたとか。
あーそうですか・・って感じですよね。
思ってた通り すっかりお忘れのようで・・・（笑）
あれだけ 母のことで一喜一憂はやめようと思ってたけど 振り回される。
・・・まるで修行ですよ。
あ～あ！！
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