母のこと1~介護認定がおりるまで

実家の風景

母の異変

私の母は この10月で93歳になりました。

大変めでたいことなのですが ALLオッケーというわけではありません

軽い?認知症を患っています。

病院に行って検査をして そう診断されました。

私が母の異変に気が付いたのは 1年前の夏のことです。

兄の嫁のことで毎日、電話してくるようになりました。

兄嫁が「こんな話をするのは おかしい」っと。

「あの人はうそをついている」・・とさんざん悪口をいうのですが、

お金に困っているから 送ってあげようか?」と 

話のつじつまが合わないし 彼女がお金に困っていることはないはずだし おかしいなっと。

1週間はそんな話が続いて あまりに母がひつこいので

私は、直接 兄嫁に電話をしてみました。

母の言っている話とは 肝心なところで間違っていました。

たんに 母の解釈が間違っていたのか 勘違いをしていたのか??

すぐに母に電話を入れ いま電話で話した内容を話しました。

それから母から電話が ぱったりとかかってこなくなりました

私が母に用事があって3日後くらいに電話をしたときに

ついでにその話をすると すっかりと忘れていました

あれだけ 熱心に文句を言っていたことを 全く覚えていないのは信じられない事でした。

もしかして、毎日私に電話していたこと自体覚えていないのかも?

母に異変が起こっているのかもしれない・・。

時間をやりくりして実家に帰ることにしました。

部屋が散らかっている

コロナの関係もあり 2年ぶりくらいの帰省です。

帰ると 各部屋に物がいっぱいで 雑然としていました。

置き場所がなくて とりあえず置いてある感じでした。

「使わないものは捨てたほうがいいよ。物を減らそう。」と言っても

もったいないから 捨てれない」って。

部屋も暗くて なんだか母もぼんやりしていて 

物忘れも思った以上にひどいようです。

出てくる言葉は 近所の人の悪口と投げやりな話を何度も何度も繰り返す。

母は どこか寂しそうで 笑うことを忘れていたようにみえました。

「忘れないようにカレンダーに書いている」って言っても

書くのを忘れたり 書く日を間違えたりもしていました。

ひとりにはしていられない!

父が亡くなってから 母は一人暮らしを30年くらいしていました。

もうひとりの生活は無理だ

3年前くらいに 兄が実家にずっといるつもりで帰りましたが

1週間ほどで母に追い出されたことがあります。

今回、「兄か私が帰ってこようか?」と母に聞いたら きっぱりと断られました

・・でしょうね。。。

年末に とりあえず 部屋の行き来ができるように片づけよう。 

母と一緒に片づけるということはできなかったので 強行突破して

凄い量のものを捨てたのですが 母はたぶん気づいていませんでした。

物忘れを診てもらおう」と言って 病院に連れていき 病名が確定しました。

その次の日に私が市役所に出向いて 介護認定をしてもらう手続きをしました。

離れて暮らす私には 公に相談することがまずは一歩だと思ったからです。

私が母のことを 考えすぎて うまく眠れない日が続いていた時、

娘に「不安なら調べてみたら?本とか読んでみたら?」って言われて

図書館で本を借りてきて 何十冊と本を読みあさりました

図書館って便利ですね~それで私は方向性がまとまり

なんとか行動に移すことができました。

介護認定で

1月に介護認定を受けることになりました。

市役所から担当の方が 母の様子と話しを聞きに来てくれました。

案の定 母は「なんでもできる何も不自由していないしてほしいサービスはない!」と言い切り 

自分の話しをだまって聞いてくれる担当の方に 昔の話をとうとうと話し

お菓子とお茶をにこにこして出していました。

母と話しをした後、私にも聞いてくれたので

母を退けてから 母の現状私が心配なことをお話しできました。

お昼になってしまったので 担当の方は帰られて

夕方くらいに電話で1時間くらい さらに私に聞き取りをしてくれました。

私は それでもいろいろと不安に思って落ち着かない気持ちでいたのですが

娘が「ひとりぐらしの92歳のぼけ老人を介護しないで だれを介護すんねん!」

っと言ってくれて 少し気が楽になり

「そりゃそうだわなあ~」って へんに納得し笑えて・・

1か月後くらいに 要介護1という判定がおりました。

(to be continue・・続く)

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