エッセイ漫画・大家さんと僕/矢部太郎

本

お笑いコンビの『カラテカ』のボケ担当の矢部さんが書いたエッセイ漫画です。

2016年~2017年に『小説新潮』に掲載されていて

2017年秋に単行本になり 大ベストセラーとなりました。

漫画なので すぐ読めちゃいます(笑)

矢部さんは一軒家の2階を間借りしていて その1階に住んでいる大家さんとの交流を描いた本です。

87歳の大家さんは ゆっくりした動きの上品で裕福な女性です。

一人暮らしで 矢部さんは親しい友人のようなお付き合いをされています。

一緒にタクシーで伊勢丹にランチしたり・・ランデブーだそうです。

お互いに気遣って 優しい時間が流れています。

お笑いではセンスも存在感も感じない(笑) 矢部さんですが、この本はそうじゃない。

絵は素人っぽいですが、 素朴でセンスを感じます。

笑えるし ホンノリするし しんみりもします。

矢部さんはそんな才能もあるんですね。

お父さんは絵本作家だそうです。

子供の頃の自分とお父さんを描いたぼくのお父さん」も発売されています。

あっ・・「大家さんと僕 これから」っという続きらしき本も出ていました。

いまさらですが、読んでみようと思います。

ゆっくりと優しい時間が流れるんだろうな。

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